新人研修を通して見つめ直した「感謝」と「利他」、そして訪問看護の役割
こんにちは。
先日、2026年9月度の新人研修が実施されました。
今回の研修では、先月に引き続き創設者による講話が行われ、精神科訪問看護に携わる私たちが大切にしたい考え方や、日々の仕事と人生について改めて見つめ直す時間となりました。
研修では、参加した新人スタッフへ創設者が必ず伝えている「自殺者ゼロ・虐待ゼロ」を目指す想いや、「感謝」「利他」「プラス思考」といった考え方についての講話がありました。また、人生の結果は「能力×熱意×考え方」で決まるという人生観にも触れ、目の前の出来事をどのように受け止め、どのような行動につなげていくのかを考える機会となりました。
さらに、過去の歴史や先人たちの思いについて考える時間もありました。今ある日常が当たり前ではないこと、そして自分たちが今できることを考えながら、研修参加者それぞれが自身の仕事や生き方と向き合っていました。
今回も、新人研修に参加された新人スタッフから寄せられた感想より、特に印象に残った感想をご紹介させていただきます。
◆「この人に相談してよかった」と思っていただける存在を目指して
N.Y.さんは、今回の研修を通して、「自殺者ゼロ・虐待ゼロ」という目標に向けて、自分自身が日々の関わりの中で何ができるのかを改めて考えたそうです。
訪問看護は、利用者様の生活の場に入り、その方の人生や価値観に触れながら支援を行います。そのため、目の前にある症状や課題だけを見るのではなく、「この人にとって何が大切なのか」を考え、相手の立場に立って関わることが大切だと強く感じられたといいます。
特に心に残ったのは、トラブルが起きた際の責任について創設者が語った言葉でした。現場で働く職員にとって安心につながる言葉として受け止める一方で、その言葉に甘えるのではなく、「自分自身も責任を持って役割を果たしていきたい」と気持ちを引き締めるきっかけになったようです。
「何かあったときに相談できる存在」であることを大切にしたいです。
また、自殺や虐待を特別な問題として捉えるのではなく、日々の訪問の中で利用者様やご家族との信頼関係を築くことが、早期の気づきや必要な支援につながるのではないかと考えるきっかけにもなったそうです。
会話や表情、生活状況の小さな変化にも目を向け、一人で抱え込まず、必要なときには多職種や関係機関と連携する。そうした一つひとつの積み重ねを大切にしながら、利用者様がその人らしく安心して生活できるよう支援していきたいという想いが伝わってきました。
そして、研修を通して改めて考えた「感謝」や「利他」の精神を忘れず、前向きな気持ちで日々の看護に向き合い、「この人に相談してよかった」と思っていただける訪問看護師を目指していきたいと話していました。
◆ 考え方を変えることで、これからの人生も変えていく
W.T.さんは、研修を受ける前には「日本を明るくして発展に貢献する」という言葉を、具体的にどのように捉えればよいのか分からない部分もあったそうです。
しかし、講話を通して「自死・自殺・虐待を一人でも多く未然に防ぐこと」や、利用者様、ご家族、地域とのつながりを考える中で、自分たちの仕事もまた、社会を支える一つの役割なのだと感じるようになったといいます。
突然の自死によって、ご本人だけでなく残されたご家族も苦しみ、「何もできなかった」と自分自身を責めてしまうこと。そのような負の連鎖を少しでもなくすために、専門職として一人ひとりに合った支援を考え、結果につなげていきたいという思いが強くなったそうです。
幸せです。そして私に関わる全ての人達を幸せにします。
創設者の「考え方を高めていくと人生は大きく変わる」という言葉から、自身がこれまで持っていたマイナス思考についても振り返ったようです。失敗したときに「どうしてこうしなかったのか」と悔やんでしまうことがあっても、一度立ち止まり、第三者の視点から物事を見つめ、プラス思考で挑戦していきたいと語っていました。
「人生の結果=能力×熱意×考え方」という人生の方程式についても、能力や熱意だけではなく、「考え方」を変えることで人生の方向を大きく変えられるという点が強く印象に残ったとのことです。
さらに、講話の中で触れられた「感謝」や「利他」について、自分の幸せだけを考えるのではなく、周囲の人の幸せを考えて行動することが、巡り巡って自分自身にも返ってくるのだと実感できたとも話していました。
歴史を振り返る映像を通して、家族から聞いた過去の話や、先人たちが家族や未来を思って生きたことにも思いを馳せたそうです。今ある生活や家族との時間を当たり前と思わず、感謝の気持ちを持って日々を過ごしていきたいという大きな気づきを得ていました。
「日本の明るい未来・発展と貢献・感謝と恩返し」を胸に、業務に努めていきたいです。
自分自身の成長だけでなく、利用者様やご家族、地域とのつながりを大切にしながら、一人でも多くの方の幸せにつながる仕事をしていきたい。全体を通して、そんな前向きな気持ちが感じられる感想でした。
◆ 一つひとつの訪問を大切に、プロとしての自覚を持つ
A.A.さんは、今回の研修を通して、現代の日本が抱える社会課題について改めて考える機会となったそうです。
自殺や虐待について知る中で、訪問看護師が利用者様の生活の場へ直接伺うことができるという特徴に目を向け、その環境を生かして小さな変化や異変に気づける存在になりたいと感じたといいます。
直接的に社会課題へ関わることが難しい場面であっても、日々の訪問を通して一人の利用者様を支えること、その積み重ねが間接的に社会を支えることにつながる。そう考えることで、これからの仕事への向き合い方にも変化が生まれたようです。
一つひとつの訪問を大切にしていきたいです。
そして、研修の中で特に印象に残ったのが、「人生の結果=能力×熱意×考え方」という考え方でした。
同じ出来事が起きたとしても、それをマイナスに捉えるのか、プラスに捉えて自分の成長につなげるのかによって、その後の行動や結果は変わっていく。自身にもネガティブに考えてしまう部分があるからこそ、考え方を意識的に変えていくことの大切さを実感したそうです。
また、「感謝すること」と「利他」という考え方についても、自分が今ここにいること自体が決して当たり前ではなく、多くの人や環境に支えられているのだと改めて気づいたと話していました。
親や先祖への感謝、周囲の人への感謝。そして、その感謝を言葉だけで終わらせず、「感謝のために何を行動しているのか」と考えられる人になりたいという思いも生まれたようです。
これからは、目の前の仕事をただこなすのではなく、「自分は何のために仕事をするのか」「周りの人に何を与えられるのか」を考えながら、一人の訪問看護師として成長していきたい。今回の研修は、そんな自身の仕事への信念を改めて見つめ直す機会となったようです。
◆「起爆剤となる自分」を目指して
K.K.さんは、今回のリモートでの新人研修を通して、会社の理念や仕事に対する考え方を学びながら、これから自分がどのような訪問看護をしていきたいのかを改めて考えたそうです。
中でも強く心に残ったのが、「自殺者ゼロ・虐待ゼロを目指す」という言葉でした。
単なる目標としてではなく、一人ひとりの人生に向き合い、誰一人として孤立させないという覚悟として受け止めたことで、日々の訪問に対する意識も改めて考えるきっかけになったといいます。
また、「どんな言葉にも感謝せよ」という考え方にも心を動かされました。嬉しい言葉だけでなく、時には厳しい言葉や耳の痛い言葉にも、自分自身を成長させるきっかけがある。そう捉えることで、「感謝・利他・プラス思考」を日々意識していきたいと感じたそうです。
自分が関わることで利用者様や周囲に良い変化を生み出せる、『起爆剤となる自分』を目指したいです。
訪問看護では、利用者様の生活の場に入り、身体面だけではなく、心の変化や生活背景など、さまざまな情報に触れることになります。
だからこそ、目の前にある情報をそのまま受け取るだけではなく、一歩引いて物事を捉え、自分自身の思考を前向きな方向へ整えていくことを大切にしたいと話していました。
「ただ訪問をこなす」のではなく、利用者様から「この人に来てもらいたい」と思っていただける訪問看護師になりたい。そして、自分自身が周囲に良い影響を与えられる存在になりたい。
まだ学ぶことが多い中でも、今回の研修で学んだ言葉を自分の中に落とし込み、一つひとつの訪問に熱意を持って向き合っていこうとする姿が印象に残りました。
◆ 仕事を通して、自分自身も成長していく
K.M.さんは、今回の研修を通して、弊社が大切にしている理念や目的、そして仕事の原点について改めて考えたそうです。
ご利用者様やご家族に寄り添い、夢や希望、勇気を届けること。そして、周囲のスタッフや関係機関とも連携しながら、取り残しのないケアを目指すこと。今回の講話を聞く中で、これから自分が担っていく役割について、一つひとつ具体的なイメージを膨らませる機会となったようです。
未経験の業務については、最初は難しさを感じる部分もあるものの、一つひとつ丁寧に理解し、自分の中で整理しながら、自分のペースで確実に身につけていきたいと語ってくれました。
また、創設者が語った「能力×熱意×考え方」という人生の方程式の中でも、特に「考え方」について強く印象に残ったようで、どのような「考え方」で向き合うかが大切であると深く納得した様子でした。
ほんの少しの意識の持ち方を変えるだけで視野が広がりました。
ネガティブになりがちな自分自身を振り返りながらも、日々上を向くこと、口角を上げること、物事を前向きに捉えることを意識することで、これまでとは違う世界が見えてくるのではないかと感じたそうです。
また、社訓や基本的な考え方の中にある「利他」の精神についても、自身がこれまで大切にしてきた生き方と重なる部分があり、これからも大切にしていきたいと感じたと話していました。
仕事は、自分自身を成長させてくれる場でもあります。日々の業務の中でうまくいかないことや、考え直す場面があったとしても、そこから学び、少しずつ成長していく。その積み重ねが、やがて誰かへの恩返しにもつながっていくのかもしれません。
今回の研修を一つのきっかけとして、自分自身の考え方や行動を見つめ直し、感謝の気持ちを忘れず、前を向いて仕事に取り組んでいきたいという思いが感じられました。
訪問看護ステーションあやめで一緒に働きませんか?
私たち、訪問看護ステーションあやめは、ご利用者様に夢、希望、勇気を届けるだけでなく、
「スタッフ一人ひとりの人としての成長」、「一緒に働く仲間の物心両面の幸せの追求」も大切にする職場です。
日々の訪問で感じる「ありがとう」の言葉、
仲間と支え合いながら乗り越える困難、
ご利用者様やご家族との温かな交流──
そうした体験が、看護師・スタッフとしてだけでなく、「ひとりの人間」としての力を育ててくれます。
あやめには、理念に共感し、誰かの幸せのために働く仲間が集まっています。
「感謝を忘れない」「利他の心を大切にする」「夢や希望を届ける」「日本の自殺者をゼロにする」「日本の精神的安定と日本の発展に貢献する」
そんな思いを共有できる方と、一緒に働けることを心から願っています。