2026年1月、新人スタッフを対象とした研修が実施されました。今回の研修では、精神科特化型訪問看護ステーションあやめの創設者による講話が行われ、「自殺者ゼロ・虐待ゼロ」という明確な目的のもと、私たちがこの仕事を通して果たすべき役割について、あらためて考える時間となりました。
講話では、日本の現状や精神科医療の役割に触れながら、法令遵守の重要性、感謝の気持ちを忘れずに働く姿勢、そして一人ひとりの利用者様に真摯に向き合うことの意味が語られました。仕事としての看護ではなく、「生き方」そのものを問われるような内容に、多くの新人スタッフが心を動かされた様子でした。
ここからは、研修に参加した新人スタッフの感想を通して、その気づきや心の変化をご紹介します。
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あやめ常滑の N.C.さん は、前職で精神科クリニックに勤務していた経験から、今回の講話を自身の体験と重ね合わせて受け止めていました。診察の場では限られた時間の中でしか関われなかった利用者様の背景や苦しさに、十分寄り添えなかった無力感が、今も心に残っているといいます。
訪問看護という形であれば、日常生活の中での変化を早い段階で感じ取り、言葉や傾聴を通して関わることができる。そのことが、自殺や虐待を未然に防ぐ一歩につながるのではないか——そんな思いを強くしたそうです。
「訪問だからこそ前段階でキャッチし、少しでも自殺や虐待から遠ざける関わりができる。その役割を担えることに感謝し、あやめでの訪問看護に生かしていきたいと思いました」
また、講話の中で紹介された映像を通して、「今の生活が決して当たり前ではないこと」をあらためて実感したとも語っていました。誰かのために生きることが、自分自身を前向きにし、自己肯定感を育てていく——その考え方は、これからの看護師人生の支えになりそうです。
あやめ松本の新人スタッフ K.K.さん は、「自殺者・自殺未遂・虐待をゼロにする」という創設者の言葉に、強い責任と意義を感じたと振り返ります。日本全体が厳しい状況にある中で、自分たちは社会を支える仕事を選んだのだという言葉が、深く心に残ったそうです。
法令を守ること、国や社会への感謝を忘れないこと、そして目の前の一人ひとりと誠実に向き合うこと。そのすべてが、この仕事の土台であると感じたといいます。
「人生の方程式や『考え方』の大切さは、仕事だけでなく、これからの人生そのものの指針になると感じました」
利他の精神やプラスの思考を意識し、自分以外の誰かのために行動すること。その積み重ねが、利用者様だけでなく、自分自身をも支えていくのだと、静かに受け止めていました。
あやめ福山の W.Y.さん は、研修を通して「看護師として生きること」だけでなく、「一人の人としてどう在りたいか」を考える時間になったと話します。感謝や利他の心は、もともと意識してきたつもりだったものの、自身の人生を振り返る機会になるとは思っていなかったそうです。
否定的な感情にとらわれてしまうと、大切なことが見えなくなる。だからこそ、生きることに寄り添える人であり続けたい——その思いが、講話を通してよりはっきりとしたものになりました。
「最後まで力を尽くして働くその日まで、生きることに寄り添える人でありたいと思いました」
新人研修という枠を超え、人生そのものに向き合う時間となったことが、言葉の奥から伝わってきます。
研修を受けた新人スタッフからは、「利用者様だけでなく、働く私たち自身のことも大切にしてくれている会社であると感じた」という声も聞かれました。安心して働ける環境があるからこそ、目の前の一人に真剣に向き合うことができる。その実感が、今後の原動力になっていくようです。
それぞれの立場や経験は違っていても、「命と向き合う仕事を選んだ」という共通点のもと、少しずつ自分なりの答えを見つけていく——そんな研修の時間だったのではないでしょうか。
私たち、訪問看護ステーションあやめは、ご利用者様に夢、希望、勇気を届けるだけでなく、
「スタッフ一人ひとりの人としての成長」、「一緒に働く仲間の物心両面の幸せの追求」も大切にする職場です。
日々の訪問で感じる「ありがとう」の言葉、
仲間と支え合いながら乗り越える困難、
ご利用者様やご家族との温かな交流──
そうした体験が、看護師・スタッフとしてだけでなく、「ひとりの人間」としての力を育ててくれます。
あやめには、理念に共感し、誰かの幸せのために働く仲間が集まっています。
「感謝を忘れない」「利他の心を大切にする」「夢や希望を届ける」「日本の自殺者をゼロにする」「日本の精神的安定と日本の発展に貢献する」
そんな思いを共有できる方と、一緒に働けることを心から願っています。
